子どもの頃、神様のそばで、遊ばせてもらっていた。
(大鳥神社とヤマトタケルノミコト)
親愛なる君に

僕が、「にいび」で鉛筆を大量に仕入れていた大鳥神社は、
「大鳥大社さん」と、お年寄りは呼んでいました。
その昔、神社の最高ランクの「大社」でした。
僕の遊び場でした。
ザリガニ釣りをするメッカでした。

現在の町名は、「鳳」ですが、旧地名は「大鳥」です。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、三重で亡くなった時、
白鳥になって、最後に舞い降りたので、大鳥です。
だから、白鳥を、お祭りしています。
ヤマトタケルノミコトの像も、あります。
平清盛も、参詣した碑もあります。
地元の与謝野晶子の碑もあります。
ちなみに、与謝野晶子の本名は、「鳳(ほう)」です。
和菓子屋さんの娘さんです。

子どもは、神様のそばで、遊ばせてもらっていたのですね。
僕に、鉛筆をくれた、あてもん屋のおっちゃんは、
ヤマトタケルノミコトかもしれませんね。

                        彰宏より。
P.S.
黒川伊保子さんが、初対面で気づいた
「中谷さんの背中に、大きな羽がある」というのも、
つながってきますね。