東京にまだ輸入されていない関西弁を聞くと、うれしくなる。
(野性爆弾・川島くーちゃん)
親愛なる君に

僕が東京に来た32年前に比べて、
大阪弁が、東京で通じるようになりました。
吉本の功績が、大きいです。
それでも、まだ、東京では聞いたことがない関西弁があって、
それを聞くと、それだけで、うれしくなります。

野性爆弾の川島くーちゃんが、
テレビ的でないところが、僕は好きです。
シュールネタのくーちゃんに、
千原ジュニアがつっこむセリフが、いい。

「放り込んでくれたのお」

これが、東京ではまだ聞けない関西弁です。
それに対して、くーちゃんが返す。

「誰に口きいてんのじゃ、おー」
「先輩じゃ」

先輩のジュニアさんに、くーちゃんが返す言葉が、
東京未輸入の関西弁です。

「洒落にならんこと起こるぞ、オイ」

こういう客観表現が、大阪的で好きです。

                        彰宏より。
P.S.
ブチ切れるくーちゃんが、
みんなからかわいがられているのが、いいですね。