車椅子を押すコツは、押されていることを、感じさせないこと。
(小川智久君)
親愛なる君に

塾生の小川智久君は、
入院しているお母さんの車椅子を押して、
近所の神社やお寺やお花見に連れて行ってます。
親孝行が、最高の善行です。

車椅子を押すには、コツがあります。
それは、押してもらっているという意識を、
車椅子に乗っている人が、忘れてしまえるようにすることです。
押されている感じがしないので、
「ありがとう」を言われなくなるのがベストです。
それでも、心の中では、「ありがとう」を伝えています。
言葉にならない「ありがとう」を感じることも、大切です。

                        彰宏より。
P.S.
君が気づかないうちに、背中を押してもらっている人に、
「ありがとう」を、言おう。