日本代表は、一昔前の浪人者のいい顔をしている。
(FIFA ワールドカップ 2010日本代表)
親愛なる君に

サムライ・ジャパンとは見事なネーミングで、
FIFA ワールドカップ 2010の日本代表メンバーは、
そのまま時代劇が撮れるくらい浪人者の顔をしていて良かった。
顔が、今風ではないところがいい。
今風のつるんとした、似たような顔ではない。
浪人者の顔は、一昔前の顔だ。
茫洋としながらも、殺し屋の殺気がある。
本田、遠藤、松井、長友、長谷部。
北野武監督で、時代劇を撮ってもらいたい顔だ。

サッカーは、走る格闘技だ。
格闘技では、顔が勝負だ。
顔で負けては、先に斬られる。
競合の外国チームも、よく見ると、今風の顔ではなく、
その国のオリジナルのDNAを感じさせる顔をしている。

                        彰宏より。
P.S.
一昔前の顔で、いたいよね。