ファーストシーンから、スタイルでねじ伏せる。
(【TSUTAYA中谷店・店長お薦め(6)】映画2本セット)
親愛なる君に

【TSUTAYA中谷店・店長お薦め(6)】映画2本セット。
テーマは、「スタイリッシュ・コミックアニメの名作」。
アニメの魅力は、スタイル。
期待しないで見たのに、
ファーストシーントから、虚構の世界に押し倒していかれたい。

ハリウッドでは、『ザ・スピリット』。
なんの予備知識もないまま見た。
冒頭で、全身黒ずくめに、赤いネクタイをなびかせながら、
ビルの屋上を飛んでいく主人公。
そこに降り注ぐ雪の映像が、スタイリッシュだった。
と、思っていたら、真っ暗な水の中から、美女がぬるっと現れた。
『シン・シティ』(原作・監督)『300』(原作・製作)の
フランク・ミラー監督とわかって、納得。
スカーレット・ヨハンセンが、最後までメガネをはずさないのもいい。
2回、見直した。

日本のアニメも、侮れない。
『009-1 ゼロゼロナインワン』。
『サイボーグ009』の、くノ一版。大人版だ。
『サイボーグ009』は、紺野直幸監督によって、
「ロスト」タッチでリメイクされたが、さらに『009-1』シリーズは、
より大人っぽく、よりスタイリッシュに作られている。
地上波では、深夜枠だったのも、ラッキーだった。
『ルパン三世』も、ぜひ深夜枠で、リメイクしてほしい。

                        彰宏より。
P.S.
やっぱり、美人が多数登場するという意味では、押さえるところは、
押さえてある。