面白い映画に出合うと、次に見たい映画に出合える。
(【TSUTAYA中谷店・店長お薦め(11)】『ニューヨーク、アイラブユー』)
親愛なる君に

【TSUTAYA中谷店・店長お薦め(11)】2本+ワン。
面白い映画に出合うと、かならず、
次に見たくなる映画が、見つかります。
これが、「芋づる式映画鑑賞法」です。

『ニューヨーク、アイラブユー』(2009年)が、面白かった。
予備知識なしで見て、しばらくしてから、
「あ、この映画は、オムニバス映画なんだな」と気づきました。
「全体のトーンが、フランス映画みたいでいいな」
と感じていたら、やっぱり
『パリ、ジュテーム』(2006年)の続編でした。

さっそく、『パリ』のほうを見てみたら、
コテコテ・フランス映画でした。
フランス映画の醍醐味は、オチのないところです。
「えっ、終わり? どういうこと?」とツッコミたくなるところを、
ぐっとこらえられるようになると、フランス映画にはまります。

                        彰宏より。
P.S.
『パリ、ジュテーム』は、
僕の名作100に入っている『パリところどころ』(1965年)の現代版として
作られたのを知って、また見直したくなりました。