大太鼓が、小さくたたくところに、セクシーさがある。
(TAO LIVE 2010)
親愛なる君に

「TAO LIVE 2010」@JCBホールに、行ってきました。
世界17か国で公演しているTAOは、
もはや和太鼓ではありません。

太鼓の振動に、身をゆだねていて、気づきました。
太鼓は、楽譜で表現することは、不可能だなと。
大太鼓と、小太鼓では、響きの飛んでいく速さが違います。
リズムをずらすところに、太鼓のだいご味があります。
これは、ジャズですね。
僕は、だんじりの小太鼓も、大太鼓もたたけますが、
これは、楽譜で覚えたのではなく、
耳から覚えたハーモニーでした。

太鼓は、やっぱり、ライブでないと伝わりません。
リズムではなく、振動を味わうことだからです。

                        彰宏より。
P.S.
大太鼓が、ドーンと大きくたたいたあと、
小さく押さえるようにたたくところが、セクシーでした。