畳に座布団の講演も、いい。
(盛岡・一ノ倉邸講演)
親愛なる君に

盛岡の一ノ倉邸に、講演に行ってきました。
一ノ倉邸は、のちに東京府知事になった
明治時代の政治家・阿部浩の旧邸宅です。
現在は、西郷和子さんはじめ、
ボランティアの皆さんの力で保存展示されています。

その庭園の見事なこと。
紅葉は、京都から運ばれたものだそうで、
ちょうど、紅葉の名残で、日本画の中を歩くようでした。
政友会の密会が開かれていたということで、
廊下は、刺客に襲われないように、わざと狭く作られています。
かつて未来をつくるために熱く語り合われた大広間。
その畳に、みんなで座布団を敷いて、話を聞いてくれました。
たまには、座布団で聞く講演もいいですね。
次回、また行きます。

                        彰宏より。
P.S.
一番前で聞かれていた奥さんが、僕の脚を見て、
「5番の脚、5番の脚」と言うので、なにかと思ったら、
バレエの立ち方のことでした。
お嬢さんが、習われているそうです。