絵が下手だったから、傑作が生まれた。
(堀江貴文さん&福本伸行さん)
親愛なる君に

堀江貴文さんの『君がオヤジになる前に』(徳間書店)が、
面白かった。
堀江さんの文章は、
実に、論理的に、冷静に展開するところが面白い。
カバーに、『カイジ』の福本伸行さんがイラストを描いたんだなと
思っていたら、最終章に、対談が載っていた。
堀江さんと福本さんの対談が、面白い。
堀江さんは、最初、福本さんの絵にクセがあるので、
とっつきにくかったそうです。
確かに、福本さんの絵には、クセがあります。
なんと、福本さんは『風の大地』の かざま鋭二さんの
アシスタントをしていたそうです。
かざまさんの絵と、まったく違うのが面白い。
「絵が下手だったから、原作者がついてくれなくて、
仕方なく、自分で原作も考えざるを得なかった」
絵がうまいだけでは、ベストセラー作家にはなれません。
絵がうまくなかったことで、
天才・福本伸行さんは生まれたんですね。

                        彰宏より。
P.S.
君の苦手なことが、君を天才にする。