点の入らない場面に、感動がある。
(AFCアジアカップ準決勝韓国戦)
親愛なる君に

アジアカップ準決勝韓国戦は、いい試合でした。

【感動1】
延長後半2-1でリードされた韓国が、
長谷部が倒れた時、11-10でチャンスになった。
でも、韓国の監督は、ボールを外へ出してけが人を待った。
僕はこの余裕に「韓国、恐るべし」と思った。
この時、僕は、韓国に1点を入れていた。
この時に、2-2になっていたのです。

【感動2】
PK戦で、日本代表は、誰から蹴るか。
1番に蹴ったボールが、入るか入らないかで、流れが決まる。
本田圭は、この試合中に、FKで止められている。
ザッケローニ監督は、それでも、あえて本田を指名。
監督の信頼感に、本田ならずも、僕まで感動した。
指名した時点で、この1点は入っていた。

スポーツの感動ポイントは、得点とは関係ないところにあります。

                        彰宏より。
P.S.
PK戦のコイントスで、キャプテン腕章を受け継いだ遠藤が、
先攻を選んだ時、遠藤は、
トップで本田が入れてくれるのを信じていた。
コイントスで先攻を選んだ遠藤が、1点。