中谷塾は、一粒で、四度おいしい。
親愛なる君に

中谷塾は、何が出てくるかわからないところが、面白い。
前回の「会話塾」では、「鹿児島弁講座」をしました。
まず「かごしま」ではなく「かごんま」です。

(例1)「おっさんに、がらるっどぅ。」
「がられる」は「怒られる」。
「おっさん」は、「奥さん」のことです。
奥さんも「おっさん」で、おっさんも「おっさん」なので、
鹿児島では、おっさん率が高いですね。

(例2)「そいが、そい。」
「そい」には、2つの意味があります。
1.それ。2.醤油。
「それが、醤油。」という意味です。
ちなみに、幕末に鹿児島名産の醤油が、イギリスに輸出されて、
「そいソース」と英語になりました。

前半1時間で、22の例文を覚えました。
方言を覚えると、標準語の会話も楽しくなって、
一粒で二度おいしい。
これで、薩摩おごじょと仲良くなれば、三度おいしい。

                        彰宏より。
P.S.
ちょうど、NY在住CAのユリカちゃんも出席していました。
鹿児島弁を英語に訳して、ネイティブ発音も覚えて、
四度もおいしくなりました。