姿勢がよく、目力が強い昭和男の集団。
(消防大学校講義)
親愛なる君に

今年から、消防大学校の講師を務めることになりました。
これから消防士を目指す人のための講義ではなく、
消防本部を背負って立つ幹部候補への「幹部科」の講義です。
全国の消防署から集まったトップエリート。
平均年齢48歳。

講義の内容は、「リーダーを作るリーダーになる」です。
このクラスを受講するために、
10年以上も頑張っている人もいるそうです。

それでなくても、テンションの高い消防士の中の消防士ですから、
ワークショップをしても、負けず嫌いと責任感は、
ずば抜けていました。

消防大学校で使われる教科書を、全部読んで行きました。
読んでみて、消防士さんが、消火活動以外に
いかに多くの活動をしているかわかりました。
僕のほうが、元気をもらいました。

姿勢がよく、目力が強く、声が大きく、明るく、
久しぶりに昭和顔の人たちと出会えました。

                        彰宏より。
P.S.
この風貌で、消防士でなかったら、
きっと旅芸人の一座ができるくらいの昭和男たちでした。