繰り上げスタートこそ、駅伝の過酷なルール。
(2012年箱根駅伝)
親愛なる君に

一般に「お正月気分」って、だらけた気分を指すんだけど、
僕のお正月気分は、ハイテンションです。
箱根駅伝を見てたら、こんなことをしている場合ではないと
ハイテンションになってしまいます。
駅伝の他のスポーツと違う見どころは、ゴールではなくて、中継所です。
駅伝を駅伝たらしめるルールは、「繰り上げスタート」です。
一見、愛のあるルールだけど、
これほど、過酷なルールもないのです。

今年の箱根駅伝、復路9区と10区の鶴見中継所での
神奈川大のたすきリレーは、テレビの前で、叫んでしまった。
引き継ぎ20メートル、時間切れ9秒前で倒れて、
転びながら、たすきを渡そうとする選手。
その時僕は、時間切れスタートのピストルを撃つ審判員に
なっていました。

                        彰宏より。
P.S.
へとへとです。