「いい人」がたくさん出てくるのに引き込むスピルバーグの優しさ。
(【TSUTAYA中谷店・店長お薦め】映画『戦火の馬』)
親愛なる君に

【TSUTAYA中谷店・店長お薦め】映画。
スピルバーグ監督の『戦火の馬』。

こんな映画の作り方もあるんだなと、感動しました。
物語には、「いい人」と「悪い人」が出てきます。
「いい人」は、主人公と、あと1人で、
ほかは「悪い人」が次から次へとたくさん出てくるというのが、
物語の作り方です。
「いい人」を描くのは、「悪い人」を描くより難しい。

『戦火の馬』には、「いい人」が、次から次へと現れます。
舞台が、戦争を背景にしているからなおさら凄いことです。
「いい国」対「悪い国」という構図すらもありません。

                        彰宏より。
P.S.
「いい人」が大勢出てくるのに、
ぐいぐい引き込んでいくところが、スピルバーグの優しさです。