学ぶことで、自由になれる。
(篠原千絵『夢の雫、黄金の鳥籠』)
親愛なる君に

また少女マンガで面白いものを見つけてはまってしまった。
篠原千絵さんの『夢の雫、黄金の鳥籠』(小学館)。
現在単行本3巻まで。

舞台は、オスマントルコのハレム。
日本語ではハーレムと言われるけど、
原音は、ハレムかハリーム。

主人公は、ハレムの一番下から、
スレイマン一世に愛されていく女性ヒュッレム。

<自由になりたければ、学べ。>
<自由は、心のありよう。>
<学ぶことで、自分と世の中を判断できる。>

深いセリフが、次々と出てくる。

篠原さんのタッチが、僕は好きだ。
登場する男性キャラが、カッコイイのもいい。
スレイマン一世も、ギリシャ商人イブラヒムも、
ヴェネチア商人アルヴィーゼもいい。

個人的には、スレイマン一世に感情移入しています。

                        彰宏より。
P.S.
気分は、1521年、イスタンブールにいます。