もったいぶった言い回しを、徹底的に排除する。
(中谷本のこだわり)
親愛なる君に

本を書く時に、一番エネルギーを注ぐのが、
著者校正です。

こだわることは、1つ。
「もったいぶった言い方を、極力排除すること」です。

<「〜ですが、〜」と複文にしない。>
<「でも」「逆に」「要は」「実は」と要らない接続詞を省く。>
<「かもしれない」「思う」「少なくない」というあいまい表現を省く。>

書き足す作業ではありません。
ひたすら短く、削る作業です。
削ることは、足すことよりも、はるかにエネルギーが要ることなのです。

                        彰宏より。
P.S.
職人さんの削る作業に似ていますね。