ミュージカル映画が、ミュージカルから独立した。
(中谷座支配人お薦め映画『レ・ミゼラブル』)
親愛なる君に

中谷座支配人お薦め映画。
ヒュー・ジャックマン版『レ・ミゼラブル』は、映画史の中で、
ミュージカル映画を根本から覆した映画になった。
従来のミュージカル映画は、
相手役と会う2か月前にスタジオでマイクに向かって録音した歌に合わせて、
撮影されていた。
今回は、生録音。
呼吸やテンポは、役者が気持ちで変えることができる。
これができるのは、出演者の歌唱力があることが条件になる。
ヒュー・ジャックマンは、映画が有名すぎて、
トニー賞ミュージカル主演男優賞であることを知られていなかった。
ここで、初めてミュージカル映画は、ミュージカルから独立した。

                        彰宏より。
P.S.
舞台版、リーアム・ニーソン版、ジェラール・ドパルデュー版と
見直してみたけど、
作品としても、ヒュー・ジャックマン版は、イチオシ。