大人の映画は、見終わった後に、ドキドキする。
(中谷座支配人お薦め映画『ライフ・オブ・パイ』)
親愛なる君に

中谷座支配人お薦め映画。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
ハリウッド映画に慣れると、逆にハリウッドっぽくない映画が新鮮になる。
監督は、台湾の監督。
アジアの感覚は、ヨーロッパの感覚に似ている。
大人の感覚なのだ。
ハリウッド映画では、たとえば、エイリアンは、敵か味方かだ。
日本映画やヨーロッパ映画では、敵と味方という子供の図式はない。
非ハリウッド映画では、エイリアンもトラも、敵でもなく、味方でもないのです。
これから見る人のために、ネタばれしないように、ラストは教えません。
このラストが、ハリウッド的でないのです。

                        彰宏より。
P.S.
見てる間より、見終わった後に、心臓がドキドキしてくる映画だった。