面白い本のカバーは、それを通した編集者のセンスと勇気が素晴らしい。
(高萩徳宗さん著『「サービス」を安売りするな!』(成美文庫))
親愛なる君に

今年の「本のカバー大賞」は、
高萩徳宗さんの『「サービス」を安売りするな!』(成美文庫)です。
<この本おもしろくなかったから返品するわ>
とお客さんが本屋さんにクレームを言っているイラストです。
このカバーを見るだけで、高萩さんの熱い思いが伝わります。
カバーを読むだけでも、元をとれます。

そういう本は、中身も面白い。
ふだん悪戦苦闘している本屋さんの店員さんは、
「おおおー」と平積みしたくなりますね。

                        彰宏より。
P.S.
このカバーの企画を通した編集者のセンスと勇気に、拍手です。
このアイデアが出ても、ボツにされることが多いからです。