お元気ですか?
パープル@AN−Jです。
講演会の次は、新宿コマ劇場です。
コマに行ったことは、ありますか?
パープルは、まだ週刊誌の記者だったころ、
パープルのカラオケ友達で、同僚記者の下田陽さんと、
お互い好きな、都はるみさんのコンサートに行き、
「みや、っこ!」
なんて、客席から声援を送ったりしたのが、最初です。
いやあ、ふだんだと恥ずかしくてできないことでも、
コマに入れば、なんでもできちゃうような、
不思議な磁力がある劇場です。
下町で寅さんの映画を見る、みたいな感覚です。
(映画館で拍手したり、寅さんが登場すると
声をかけたりする人がいて、よかったですよ)
で、今回は、吉幾三さんの公演です。
演歌歌手として有名な吉幾三さんですが、
コマの公演では、お得意の歌よりも、
お芝居のほうがメインです。
パープルの友人で、
数々のドラマの音楽(ビデオにもなっている
「カラダ記念日」などなど)や、
CMの音楽を手がけている
作曲家の中冨雅之さんが、
吉幾三さんの公演の音楽監督をしているのです。
お芝居の音楽も、中冨さんがつけています。
主演の吉幾三さん以下、一座の演技が、
素晴らしかったのは言うまでもありません。
それに加えて、
中冨さんの音楽が要所を締め、
舞台の美術も豪華で、
照明も、かゆい所に手が届くようなピンポイント照明で、
「さすが、顧客満足度の高いコマ劇場」と、うなりました。
でも、いちばん驚いたのは、最後の吉幾三さんのコメントです。
「お芝居は続けますが、歌の公演は、このステージが最後です」
え、ホント? 歌をやめちゃうの!?
コマ劇場には、実に不思議が隠れていますね。
お元気で。
パープル@AN−Jでした。
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