この本に出会った当時、自分で考えることに罪悪感を抱いていた私にとって、
まず、このタイトルが驚きでした。
「自分の考えで失敗するより、親の考えで正解するほうが幸せ」と
言われてきたので、
【他人の考えで正解するより、自分で考えて間違うほうが、楽しい。】
(同書1ページ)
に驚きました。
「間違えることは不快だ」と言われてきたので、
【間違えることも、快感である。】(同書26ページ)
にも、驚きました。
本屋さんで、この本と同時に三冊の本が目に留まりました。
でも一度に三冊も本を買うなんて、いけないことだと思っていました。
どうしてもその三冊を一冊に絞らなければ、と悩んだ記憶があります。
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