手ぶらのまま店を出るのは、やっぱり気が引ける。
出入り口の目の前にレジがあるコンビニの場合、なおさらだ。
その一方で、
【用事がなく来てくれるお客様を大切にしよう。】
(本書「うまくいくために57」)
を実践しているコンビニもある。
食堂代わりにお弁当を購入されたお客様、
金融機関代わりに振込を済まされたお客様、
そして、雑誌の立ち読みを終えて店を出ようとした私にも、
「ありがとうございました」
の一言。
「どうせ買うんだから」から「どうしてもあの店で」へ。
お客様は、財布を忍ばせつつ、「自分だけのお店」を探している。
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