マイ書評
坂本英樹さん(No.0590)の
『運を味方にする達人』(PHP文庫)書評
(2000年8月23日)

「運」を味方にするには、どういった考えをし、行動をとればいいか、
というヒントがたくさん詰まった本です。
印象的だったのは、【量は質に転換する。】(p64)です。
質のことばかり考えていて能率を上げようとするとかえって、
質そのものがレベルの低いものになってしまう。
量というのは誰が見ても絶対。
そして、そして量と質を兼ね備える必要があるというのは、
先に何か目標があるからです。
それを達成するのに、(目標達成の)【日付を入れることと、
できるだけ細かく書く】(p97)ことの重要性を指摘しています。
「締切り効果」とよく言われるが、
これを自分の人生においての目標に拡大して考えてみたいです。