マイ書評
木の芽風らぴすさんの
『あなたに起こることはすべて正しい』(PHP文庫)書評
(2009年5月18日)

先日の夜、
間違って電車に乗ってしまいました。

しかも、
それに気づいたのがかなり時間がたってからだったので、
慌てて引き返した時には
終電ギリギリセーフという恐ろしい事態となっていました。

「もう これからは絶対に気をつけよう」
と思っていたはずなのに、
数日後、また、
ふらふらと間違った電車に乗り込んでしまった私。

「これは一体どういうこと? 大丈夫か、私」
と、やや不安になっていたのですが。

中谷さんが
〈電車に乗ったら、
必ず傘を忘れるくらいの集中力がなければいけません〉(146ページ)
と、おっしゃってくださったので
安心いたしました。

〈集中力が高まれば、
降りる駅が過ぎても、気がつかないくらいでいいのです〉
ですって。

よかった。