この本を読んでいたとき、
中谷本で初めて、なんともいえない脅威を感じ、
すごく怖くなりました。
「大きな仕事は、
結果が出るまで時間がかかる」(96〜98ページ)
で、カラのバケツに水をためる例え話が出てきます。
バケツの水がいっぱいになってあふれ出るまでの期間は、
誰からも評価されないし、客観的に見るとどれも同じように感じる。
でも実は、コツコツ水をためてきた人と、そうでない人は、
アウトプットされる瞬間には、
とんでもなく大きな差となって表れてくる。
そのことに、あらためて気がついたからです。
また、最後の章の
「どうせなら大きいジクソーパズルのような、
人生をつくろう」(247〜249ページ)で、
中谷さんは、自分の人生を、
〈その1枚の絵がどういうものかはわからない。
わかるような小さいものはやっていないつもりです〉
と、言っています。
心底、かっこいいと思いました。
最後の1行に惚れました。
私もそんな男前な本気の生き方をしたい。 |