マイ書評
南岳司さんの
『なぜあの人は困った人とつきあえるのか』(ダイヤモンド社)書評
(2000年10月1日)

【理想に向かって、現実的に動く。】(161ページ)

私は、気に入ったページは、ページの角を折るのですが、
この本も折り目が多い。
折り目には、「感動して折るページ」と、
「納得して折るページ」があります。
感動は理想的な話、納得は実用的な話の場合が多い。
この本はその両方がちりばめられています。
冒頭に書いた言葉が、まさに本の中で実践されている。
他人がどうこうではなく、まず「自分ができること」、
それを教えてくれます。
「小説」の感動と「実用書」の即効性を兼ね備えた、
「バイブル」と呼べる本ではないでしょうか。