マイ書評
三戸賀喜さんの
『なぜあの人は気がきくのか』(ダイヤモンド社)書評
(2000年10月8日)

たとえば、恋人にプレゼントをする。
喜ぶ顔を見ると、もうそれだけでプレゼントする側もうれしくなる。
するとプレゼントを、もっとあげたくなる。
湯水のようにお金をかけて、
自分の貯金がなくなったとしてもやめられないのは、
“喜び”という永遠に無くならない貯金があるからなのだ。
気をきかせるのではなく、無意識のうちに、
気がついたら、気がきいている人になってしまうのだ。