マイ書評
竹井ようこさん(No.0536)の
『恋愛運命』(読売新聞社)書評
(2000年10月3日)

恋愛小説シリーズ第5弾。
響子という女性と、彼女を愛した3人の男たちのお話だ。
それぞれの運命を背負ってしまった男たちの結末は、せつない。
読みながら、「男の人って何で最後にカッコつけてしまうのだろう」
と、ちょっと、怒ってしまっていた。
一本の映画を観ているような小説だった。

「あとがき小説」(189ページ)、今回は、
「ナラちゃん」のつぶやきにおもわず笑ってしまった。
【これって、究極の避妊じゃないですか】(194ページ)
たしかに。