マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『君と僕だけに見えるものがある』(PHP研究所)
(2002年9月16日)

【僕の話は、すべて、〈想像力の視力〉を
取り戻すお話だといっていい。】(66ページ)

洞察力は、氷山の一角から、氷山全体を見る力だ。
春になると、桜の花びらだけでなく、樹木全体が、
ピンクに染まっていっていることも見抜ける力だ。
想像力の視力は、氷山を取り巻く世界をも見通す。
桜を染める春の色彩そのものを、じかにつかむ力だ。
 
以心伝心……シンクロ……自分から否定していないか?