マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『涙をこらえている君に』(実業之日本社)書評
(2002年12月25日)
泣いている子どもや、震えている子犬を抱いて、
優しく背中をなでてあげているかのような感覚。
この本を一気に読んだあとに、ふと感じたものだ。
 
本当は、自分がいちばん泣きたい気持ちで読み始めたはずなのに、
気がついたら笑ってしまっていた。
 
たまに泣くと、心が筋肉痛を起こしてしまうけど、
泣けなくなるよりはいいよね?

【今を愛する ここを愛する 自分を愛する】(オビより)

このオビの言葉だけで、じわっときてしまいそうです。