マイ書評
山崎敏之さんの
『君は本の匂いがする』(実業之日本社)書評
(2003年1月17日)
この本は、『大学時代しなければいけない50のこと』で知りました。
すぐに本屋に行って、注文しました。
絶版だと言われました。
どうしても読みたかった。
僕は、この本によって、たくさんの「初体験」をしました。

(1) この本を読むために、はじめて国会図書館に行った。
(2) 中谷さんと同じ「DERMATOGRAPH MITSUBISHI 7600 だいだいいろ」
   の色鉛筆を購入し、本に線をぐいぐい引くようになった。
   (渋谷のハンズで売っています。僕はあるだけ17本買占めました。)
(3) この本を文庫化し、全国の人に容易に手に入るようにしてほしい、
   という内容の手紙をはじめて中谷さんに書いた。

この本は僕にとって恩書であり、「怨書」です。
こんなに大切な本なのに、手元にありません。
愛用の色鉛筆でぐいぐい線を引くこともできません。
この本を読むのに、本当に手間がかかりましたが、
自分にとって人生を変えた1冊です。