マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『人生の錬金術』(メディアワークス刊行・角川書店発行)書評
(2001年9月10日)
名人同士の対局を思わせる。
可能ならば、この対談、かぶりつきで見たかった。
なりゆきを見守っていた編集者が猛烈に、うらやましい。
語られる言葉すべてが金言だ。

ページを繰るごとに、示唆と洞察が、砂金のように、こぼれてくる。
これぞ、言霊師の業だ。
ただの言葉遊びや飾り言葉とは違う。
研ぎ澄まされた知性は、こんなにエキサイティングなんだ、
ということが体感できる。