マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『なぜ、あの人は「存在感」があるのか』(PHP研究所)書評
(2001年9月8日)
【もっとも恐ろしい相手は、半眼で見つめてくる相手です】(141ページ)
なぜか、このフレーズに、しびれた。

読むだけで身に着く「存在感」伝授の虎の巻、または兵法指南書
……以上に、この本は奥が深い。
すごいのは、まず禁じ手から入っていることだ。
存在感を下手に示そうとしないことが、逆に存在感を引き出す、
というのは逆転の発想だが、強烈に説得力がある。
自分の「存在感」を何とかしてアピールしようと、
悩んで奮闘している人たちへの福音書となるだろう。