【たった一人をライバルにした人は負けます。 世の中全部の女性をライバルにまわした人が勝ちます。】(32-33ページ)
「そうそう、もっと言って」と、酔ってしまいそうな強気な言葉の中にも、 こんな優しさもうかがえる。
【好きなものに賭けるのは、信じるということです。】(82ページ)
このメリハリと揺さぶりが、なんとも言えず心地よい。 嫌われる覚悟で厳しく書いていたとしても、 嫌ってあげない、と言いたくなってしまう本である。 PS:購買層の大半が高校生の本屋さんで、 この本が平積みされているのを目撃した。 「今、売れています」の文字が脇にあった。 「今時の高校生も目が高い」と、うれしくなった。