マイ書評
長崎からANAさん(No.0809)の
『顰蹙のススメ』(TBSブリタニカ)書評
(2002年2月18日)
同じシリーズの『煩悩のススメ』と併せて、一気に読んでしまいましょう。

「周囲から顰蹙を買わないようにしましょう・」
というのは、よく言われる言葉。
これは真のようでいて、実は「疑」。
この「疑」というところが大切です、「偽」とまでは言いません。

顰蹙を買うとは、多数派の日和見主義な風潮に流されない自分の姿。
顰蹙を買うとは、本音で生きている強い自分の姿の証。
顰蹙を買うとは、今までにない新しいことや発想にチャレンジする自分の姿。

ガリレオもコペルニクスもレオナルド・ダ・ヴィンチも平賀源内も、
みんな顰蹙を買いました。
その「顰蹙を買ったこと」が実は、「真理」だったのです。