マイ書評
美香子さん(No.1015)の
『犬を飼うと、恋人ができる。』(PHP研究所)書評
(2004年5月17日)

この本は、犬を飼うことの幸せより、大変さを強くうたっていると思う。
犬を何年も飼っていて、犬が家族の一員になっている人が読めば、

【大変だけど、幸せ。】(「オビ」から)

っていう言葉に納得すると思うけど、犬を飼ったことがない人が読めば、
(幸せというより、大変なんだな)と、大体の人が思うのではないでしょうか。

大体の人がそう思って、残りの思わなかった人だけが、
犬を飼うチャンスが与えられる。
それだけ、責任重大なんだということがよくわかりました。
中谷さんの、無責任な人には飼ってもらいたくないという思いも、よく伝わりました。
私は、飼うことの“幸せ”よりも“大変さ”のほうが強かったので、飼うのを諦めます。
なので、隣の家の「チビ」(柴犬メス)に毎日、話しかけようと思います。