マイ書評
阿部剛さんの
『犬を飼うと、恋人ができる。』(PHP研究所)書評
(2006年5月24日)

子供のとき、社宅の団地に10年ほど住んでいました。
その間に4回、柴犬を飼いました。
思いっきり団地内を放し飼いです。

まず最初に、団地内には子供が多いから、
絶対に人をかまないこと、家に上がり込まないことをしつけて、
あとはご飯以外は放任でした。

いま考えるとむちゃくちゃだったけど、
自分の知る限り、クレームみたいのはなかったと思います。
その分、車の事故に遭ったり、洗剤を食べちゃったりで、
みんな2、3年で天国にいっちゃいました。

でも、団地内のみんなに愛されてました。
(これだけたくさんの人に同時に愛される犬なんて、
世界のどこ探したっていないだろう)
って、当時は思って、悲しさをいやしてました。

そんなこと、ふと思い出しました。