マイ書評
酒井和彦さんの
『人は短所で愛される』(ダイヤモンド社)書評
(2002年8月9日)

会社を辞めたばかりで、
何かと落ち込んでいたときに、この本に出合いました。

【隠れて生きる虫になるか、毒を持って目立つ虫になるか。】(48ページ)

この言葉のおかげで、上司と衝突して会社を辞めたことに対する、
罪悪感がなくなりました。

そして、

【サナギが死んで、成虫が生まれる。
死ぬというのは、より高い段階に生まれ変わること。】(39ページ)

この言葉のおかげで、不安でいっぱいだったこれからの人生に、
希望がわいてきました。

この本は、人を虫にたとえた話が、いくつも出てきます。
今落ち込んでいて、虫が好きな人に、お薦めの1冊です。