【奇跡を待つな。自分が奇跡になるのだ】(10ページ) 大事なことを思い出した。 九死に一生を得てきたことを。 喉元過ぎれば何とやらで、 死にそうだった頃の痛みや苦しみなど、すっかり忘れている。 奇跡を起こしてきた必死の底力すら忘れているとしたら、 もったいない。 「自分の軌跡が、新たな奇跡につながりますように」 七夕の短冊に願いを書くように読みたい本だ。