マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『「君を、つらぬこう。」』(KKベストセラーズ)書評
(2002年7月23日)

この本は、やけに鋭い。
図星のオンパレードで、実に小気味よい。

【君が本当にやりたいことは、君が今ガマンしていることです。】(136ページ)

「全くその通り……でも、後ろめたさや分別があって、まず言えない」
 ……という気持ちを抱いている人は、多いんじゃなかろうか。
用心深く、正体を隠して潜んでいる、善玉エイリアンのように。

【後ろめたさをとことん背負いながら、
自分の好きなこと、本気になれることを続けることです】(217ページ)
 
本気を出していないようなフリをしながら……淡々と、真剣に行こう。