マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『大学時代出会わなければならない50人』(ダイヤモンド社)書評
(2002年8月27日)

【出会いとは、毒薬のようなものなのです。】(61ページ)
 
師匠は、ケタはずれの奇人変人で、
筋金入りの叩き上げで、
百戦錬磨の猛者だった。
そして、正真正銘の天才だった。

説教が始まったら、徹夜になることもあった。
コンピューターが凄まじい勢いで回転している感じだった。
周囲を戦々恐々とさせながらも、師匠は慕われてもいた。
 
私は落ちこぼれで、学んだ知識すら忘れ果ててしまった。
だが、強烈な個性と出合って得たものは、一生を変えた。