マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『泥棒がねらう家 泥棒が避ける家』(ダイヤモンド社)書評
(2002年8月29日)

この本は、背筋にきた。
へたなホラーよりも、よほど怖い。
「泥棒」の脅威より、「防犯」意識の欠落に、冷や汗が出る。

【今までの日本人の常識は、通用しないのです。】(44ページ)

道徳上の善悪や治安の良しあし以前に、油断大敵なのである。
無策や無防備は、危険を意味する。
健康を守るのと同様だ。

【防犯意識を持つことが大切です。
それ以上に、間違った防犯意識を持たないことも大切です。】(150ページ)

「自分の常識は実は非常識かも」と、改めて考えるのも大事だ。