この本は、背筋にきた。 へたなホラーよりも、よほど怖い。 「泥棒」の脅威より、「防犯」意識の欠落に、冷や汗が出る。
【今までの日本人の常識は、通用しないのです。】(44ページ)
道徳上の善悪や治安の良しあし以前に、油断大敵なのである。 無策や無防備は、危険を意味する。 健康を守るのと同様だ。
【防犯意識を持つことが大切です。 それ以上に、間違った防犯意識を持たないことも大切です。】(150ページ)
「自分の常識は実は非常識かも」と、改めて考えるのも大事だ。