マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『君が愛しくなる瞬間』(PHP文庫)書評
(2002年9月15日)

恋は、ブレーキの利かない、人生の衝突事故である。
気がついたら、巻き込まれてしまってる場合が多い。
アクセルを踏み込んでも、空回りなことだってある。
面倒を避けたいなら、しないに越したことはない。
 
でも、恋するキャラじゃないから、と思っていると、

【あんまりときめきから遠ざかっていると、
ときめき細胞はどんどん退化していきます】(49ページ)

心も封印ばかりしていると、錆びてくるんですね。