マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『破壊から始めよう』(ダイヤモンド社)書評
(2002年9月15日)

絶えず破壊と創造を繰り返しているのは、宇宙の摂理だ。

【今、生きている時間を100年という時間の流れで見れば、
痛みはない。】(123ページ)

喜びも苦しみも一瞬の繰り返しのはずだが、
ピンチの時は、その苦痛が無限に続くような錯覚に陥ってしまう。
虎口からの脱出には、何かしらの破壊がつきまとうものだ。
こわすのは定石や、恐怖や、焦燥や、勝負の流れでもあり、
一瞬前の、自分自身の限界なのかもしれない。

読むだけで、アドレナリンが分泌されてくる。