魔法が解けなくなるかもしれない。 贅沢なタイトルから、そう予感しました。 カバーに魅入っていたら、 深く濃い緑の森に吸い込まれてゆきました。
読み終えて本を閉じたとき、カバーの裏の緑の森から、 ヒョッコリ別世界に出たように感じました。 色鮮やかなのにセピアの世界ようでもあり、不思議でした。
そして、また表の森から、入り直しました。 3回読んだら、本は、閉じたくなくなりました。
知らない世界へエスコートしていただいたお礼に、 私も、ご招待できる世界を創りたくなりました。