しあわせの、かみしめ方の本だと思います。
何度も何度も自分に挑戦したことがあれば、
オードリーがしみじみ感じていたしあわせも、
とてもよく理解できるのではないかと思いました。
何より私は、夜中のボウリング場、中谷さんが、
ロッカールームで独り涙ぐんでる姿に出合えたこと、いちばん感動しました。
驚きでもありました。
そこだけ一瞬、時が止まっているようでした。
込み上げて、かみしめられたのですね、きっと。
がんばり続けている人だけに、出る涙だと思います。
情景が浮かんできて、もらい泣きしてしまいました。
正直、最初は、またオードリーか、読むものかと思ってました。
そういうものほど、結局 読んでしまうのですね。
抵抗しながらも、読んで本当によかったです。
トーンを使い分けられる人が、好きです。 |