いい映画は、大抵の場合、編集がうまい。 省略していい部分と、より強調すべき部分との バランスが取れた編集だからこそ、面白いのだ。 省略とデフォルメは、右脳の得意技とも思える。 右脳は、左脳ほど生真面目でないかもしれない。 だけど、何が面白いか、何が楽しいかと、 潔く正直に認知しているのも、きっと右脳であろう。 何もぶっ飛んでいるだけが、右脳なのではない。 段取りやカテゴリーを超えた発想をして、 絶えず前進のスパイラルを生み出すのも右脳の得意技だ。