マイ書評
あきな さんの
『女から口説く101の恋愛会話』(大和書房)書評
(2004年9月1日)
この本にあるような、こんなくすぐったい言動ができる
余裕があるくらいのうちの好きは、まだ楽です。
……と、あまのじゃくを言いたくなっている自分に気づきました。

まるで、彼の浮気現場を不本意にも目撃してしまい、
目の前の出来事を直視しなければならないような、
そんな居心地の悪さに似たものを感じながら、
読みました。

なぜ、そうまでして、読むのか。
知りません。

前日、NHKの生放送で、観客席から初めて、
ナマの中谷さんを、間近にたくさん感じたばかりでした。
その衝撃の余韻もピークに達していた、翌28日。
そんなときにこの、しかも直筆サイン本を手にしました。

心臓も、マックスになりながら。
変な読書。