マイ書評
あきな さんの
『自分の才能に気づく55の方法』(海竜社)書評【2】
(2005年5月25日)

親、祖父の代からのDNAの話で、思い当たることがありました。

実家の接骨院(ほねつぎ)では、
捻挫、打撲、骨折、脱臼の治療をしていました。
外科と違い、診断や治療には手のひらと勘がほとんどです。

捻挫や打撲は、直後は冷湿布、
のちにマッサージなどで自己治癒力を促します。
骨折や脱臼は、折れやズレを、麻酔もなしに一気に矯正します。
あとは、一定期間、固定したら、
スムーズに新陳代謝が行われてゆくまでを、サポート。

私は家業は継ぎませんでしたが、共通点が重なりました。
私がこれからも続けていきたいのは、
言ってみれば、心のほねつぎなのだと、つながったのです。