マイ書評
あきな さんの
『大人の教科書』(きこ書房)書評
(2006年11月28日)

「第1の旅」
なんと不思議と懐かしい。
奥深い素晴らしい旅を、ありがとうございます。
人としてあるべき姿は、教わらずとも本当は皆知っている。
そのことを、思い出させていただきました。

興味はあっても私には、まだ難しく もどかしかった、落語の教訓。
中谷さんが、忠実に再現しつつ、現代風に、
オシャレでロマンティックに、訳して下さったお陰です。
引きこまれて読み進みますと、「相身互い」など、
幼少時から何度となく祖父が伝え続けてくれていたことが多々あり、
思い出されてきました。
幼く、言葉は知らずとも、人の道理・本質などは、
本能とでもいえる部分に、初めから持って生まれ、その部分に働きかけ、
伝え続けてくれていたのだということが、今、認識できます。

いいものに出合えました。
語り継いで行きたい、日本の教育の文化ですね。

今日手元に届き、今夜ちょうど半分まで読ませて頂いたところで、
どうしても寝る前にここまではお伝えしたかったので、投稿します。